家にミシンがあるけど、縫製に自身がないから使ってないし、そもそもどこから手を付けて練習すれば良いか分からない。縫製がいつまでたってもスキルアップしない。
今回は、こういった悩みをお持ちの方に読んで頂きたいです。
今回のテーマ

張り切っていくにゃー

レッツゴー
と、その前に軽く自己紹介です。
本記事を書いている私は、アパレル歴10年でほとんど独学で勉強して、国内のパリコレブランドで働いていた経験があります。現在は、アパレルと副業半分ずつで緩く生活しています。とゆう感じで本記事へ行きましょう。

レッツゴー(2回目)
ミシンの動作チェック
ミシンで縫う前に以下ののことをチェックしてみてください。
・下糸
・針
この3点、またはコンセントがちゃんとささっているかを確認してから、ミシンを踏みましょう!
現時点でのスキルチェック
まずスタートラインの違いから現段階で個々で縫製スキルの差はあリます。
なのでまず最初に、周りにある生地(出来ればコットン系)の布の上にチャコでもペンでも良いので以下を描いてください。
- 直線
- 丸(曲線であれば何でもOK)
- 四角(カクカクしてれば何でもOK)
この3つを適当な大きさで描き、何も考えずにその上に沿ってミシンで縫ってみてください。

まず線を書くのも下手なのよね〜
スキルチェック
縫ってみてこのような結果にこうなっていませんか?
- 直線が上手くまっすぐ縫えない
- 直角が上手く縫えない
- カーブが上手く縫えない
ミシンに慣れていないと、まずこういった問題に陥ると思います。

私は、進まな~い

それは電源が入っていないにゃ
苦手な部分をチェック
つぎは個々別で問題点を改善していきましょう!
1直線をまっすぐ縫えない人
真っ直ぐに縫う際に気をつけてほしいポイントは、
- 生地を押さえるとき手の力加減。
- 縫うスピード
この2点です。
車を運転してる時をイメージすると分かりやすいです。
通常車のスピードが出ている時は、手をそっと添えて、先の景色を見て運転します。
ミシンも同じで、ある程度のスピードに対し、そっと手を添えて支えるくらいの感覚で縫えばあまり曲がらずに縫えると思います。
2直角が上手く縫えない人
直角をうまく縫う際に気をつけてほしいポイントは、
- 押さえを上手く使う事。
- 針目の停止位置。
- 縫うスピード。
この3点です。
カーブを縫うポイントと少し似てます。
通常どうり直線で縫い、直角になる部分が見えてきたら、それに向かって速度を落とし、針目を調整します。
ここで気をつけてほしいのは、角で針が刺さった状態で止めてください。
そして針が刺さったまま押さえを上げて生地を90度回転させます。
もう一度押さえをおろして、直線に縫えば直角がきれいに縫えちゃいます。

角の近くで針目を細かくするのが、ポイントにゃ!!
3カーブが上手く縫えない
私感ですが、カーブを縫うのが一番難しいと思います。なので、焦らず練習しましょう。
カーブをうまく縫う際に気をつけてほしいポイントは、
- 押さえを上手く使う事。
- 縫うスピード。
この2点です。
ミシンは直線に縫うように作られています。生地を押さえた手で曲線を縫っていくと、押さえに生地の歪がたまってきます。この歪をとってきれいに縫うためには、針をとめて押さえを上げて生地の歪を開放してあげる必要があるのです。
緩やかなカーブならそこまでしなくても縫えますが、カーブがきつい場合は縫うスピードをゆっくりにして何目か縫ったら針をとめて押さえを上げて生地の方向をちょっとずつ変える。基本は、この繰り返しになります!!

ここポイントにゃ
針を止めて押さえを上げるときは、必ず針が生地に刺さっている状態(針が下に降りている状態)で行ってください。針が上がっている状態で押さえを上げると縫い目が飛んだり伸びたりします。
また、いつも縫製する際に愛用して使ってるアイテムがあります。手をそのままの状態で足で押さえを上げ下げ出来るアイテムです。カーブを縫う時には、これを使うとかなり楽に縫う事が出来ます。
工業用ミシンだと固定で付いていますが、職業用ミシン・家庭用ミシンを使っている方には是非使用する事をおすすめします。これに慣れれば縫製のスピード・作業効率が格段に上がるので是非体感してみてください。
↓
おすすめ練習アイテム
それでは、それぞれアイテムごとに練習しましょう。ここでは、動画をみた方が分かりやすいので動画で紹介します。
基本的にあまりパターン(製図)が必要なく、生地とミシンだけで作れるような簡単おすすめアイテムを紹介します。

よ〜し頑張るわいな〜
・テッシュケース
直線縫いで、手軽に残布で出来る練習アイテムです。
距離も短く、シンプルなので練習用としておすすめ出来ます。カバンから可愛いテッシュケースが出てきたらキュンとしちゃいますね。
・クッションカバー
直線縫いで、手軽に残布で出来る練習アイテムです。
こちらの構成は、ほとんどティッシュケースと同じになります。単純に大きくなっただけと考えればとても簡単です。自宅のクッションの大きさに合わせて、作る事をおすすめします。
・ポーチ(ファスナーなし)
直線縫い、カーブ縫いが練習出来るアイテムです。
構成を考えるのは、ちょっと難しいかもしれませんが、出来上がったら達成感で自身にもつながるアイテムです。
こちらで慣れたら、ファスナー付きポーチも作ってみることをオススメします。
・ベビータイ
直線縫い、カーブ縫いが練習出来るアイテムです。
こちらは、型紙が必要になってきますが、初めから深く考えずに単純にイメージで大きさを決めてパターンを作っても大丈夫です。シンプルに2枚の生地を縫って、ひっくり返すだけです。デザインにもよりますが、ほとんどカーブになっているので、良い練習用になると思います。
・エコバッグ
直線縫いと直角縫い、カーブ縫い、3つの練習が出来るアイテムです。
今後はプラスチック製の買物袋全てが有料化の対象(2020年7月頃〜)となっていくので、エコバッグは必需品となります。練習でたくさん作って友人などにプレゼントすると喜ばれる事間違いなしです!

とりあえず楽しむのが一番大事にゃ
まとめ
何より大事なのが、綺麗に縫製する事をいつも心掛けていく事です。ババっと早さ重視で縫っていては、いつまでたっても上達しません。
最初は、みんな上手く縫えないものです。
何回も失敗して、数をこなすことも大事ですが、上手く縫うポイントを初めの内に知っておくと、上達のスピードが格段と上がるでしょう。
本記事を最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

早速クッション作ろ〜〜っと

今日もお疲れにゃ〜〜