現在私は、アパレルの制作側で働いていますが、実際のところほとんど独学で服作りを学びました。
この記事は、自身でデザインした洋服作りを始めようとしている方。専門学校に通おうと思っているけど、お金がないから独自で学ぼうと思っている方。
そういった方にこの記事を読んでほしいです。
*実際に服の作り方についてはこの記事に書いてないのでご注意下さい。
独学で洋服作りが向いている人は?

まず記事を読む前に独学で勉強するのが向いているか、向いていないか考えてみましょう!!

は〜い!!
独学
独学に向いている人は自身で、調べ物が出来る人です。例えば分からないことがあれば、本を読んだり、ネットで検索してツールを上手く使いこなす事です。
最初からずっと他人に聞いて頼ってしまう人は向いてないかもしれません。ですので、文字を読んだり、自分で調べたりするのが苦手でなければ、独学で学んでいくことは可能です。
- メリット
・好きな時間にできる
・好きな物を作れる
・お金がかからない - デメリット
・不明点は自分で調査
・一人黙々と作業する
学校(洋裁教室)
逆に学校などにに通った方がいい人は、0から誰かに教えてもらいながら時短で学びたい人。当たり前ですが学費を払っているのでプロがちゃんとカリキュラムを準備して、分からない事もすぐに解決するような環境で学べます。
また、難しい構築の服などを作りたいと思っている方は、プロの手を借りるのが良いと思います。
- メリット
・質問できる
・効率的に学べる
・専門的な知識修得可
・洋裁の人脈ができる - デメリット
・好きな物を作れない可能性あり
・お金がかかる
オンライン講座
独学は不安で学校に通うも難しいとゆう方にはオンライン講座で学ぶとゆう方法もあります。
お金はかかりますが、学校に通うよりは安いです。
これから(2020)以降のご時世は、オンライン講座を利用する人が増えると思います。
- メリット
・洋裁教室より安い
・カリキュラムに沿って効率的に学べる
・質問できる
・在宅で出来る - デメリット
・独学より高い
・締め切りに追われる可能性あり

いろんな方法あるんだね~

君は独学で学んでみたいかにゃ?
独学で洋服作りのオススメ5ステップ
この記事では主に独学で服作りを習得する方法に視点を当てていきたいと思っております。実際の服の作り方については別記事で紹介致します。洋服の構築基礎をだいたいで良いので知りましょう。

5ステップで独学にゃー!!
②作りたいアイテムの実際の洋服を観察する
③アイテムに見合ったパターン(製図)の教科書を探す
④パターン(製図)作成
⑤生地を裁断

なんか以外と大いわな~

学校だと、もっとやる事あるにゃ~
①作りたいアイテムを決める
これは、なんでもOKですが初心者の方は一番簡単なスカートからの服作りをオススメします。
個人的な順番ですが
スカート<ワンピース<シャツ<裏無しコート<パンツ<ジャケット
とゆう感じで制作するのがオススメです。
実際に学校で学ぶ順番とは異なりますが、個人的にこの流れが作りやすいと思います。
②作りたいアイテムの実際の洋服を観察する
実際に家にあるスカート、又はショップなどのアイテムを観察してみて、服をバラした状態をイメージしてください。
立体になっている服が平面になるイメージを常に持つのが重要です。
③アイテムに見合ったパターン(製図)の教科書を探す
洋裁系の本は、ものすごい量があります。
私は実際に全部の本を見た訳ではないですが、本当にオススメ出来る本は、誌上・パターン塾 とゆう本です。
この本があれば、なんでも出来るじゃん!と 買った瞬間に絶賛した程オススメです。
まず、このシリーズの本があればある程度一通りの服は作れます。
ちなみにこちらの本は全部で5シリーズあり、
それぞれのアイテムごとに合わせて構成されています。
初めての方はvol. トップス編 は持って置く事をオススメします。スカートで使うのは、スカート編になりますね。
ちなみに私が普段使っているのはこの本だけです。
④パターン(製図)作成
本に付属しているパターン(型紙)で実際に本に描いてある通りに製図しましょう。
大きい紙であればハトロン紙でなくてもOKです。そして、初めはあまり考えずにシャーペンと定規を使って、とりあえず流れで本通りにやることが大事です。もちろん自宅で代用出来るものがあればOKです。
・使うアイテム
ハトロン紙服飾定番定規
カーブルーラー
0.3mmシャーペン
カッターマット
カッター

主に学生が使うアイテムにゃ
⑤生地を裁断
家の近く、又は家にある生地を使用し、パターンを生地の上に乗せて裁断しましょう。
ここで重要なのが、洋服の構成を知る事です。なので、教科書を見て意味が分からなくても、とりあえずここまでやり遂げることが大事なのです。
使うアイテム
最低限必要のアイテム
先ほどのステップでも紹介しましたが、工程に伴い必要になるアイテムがあります。

家にありそうなのもたくさんあるわい。
- 教科書>自分に合ったもの
- シャーペン>0.3mmがオススメ
- 定規 >50cm定規&カーブルーラー
- カッター>なんでもok
- ハサミ>裁断バサミorロータリーカッター
- 文鎮>他のものに代用OK
こちらのアイテムは他に代行出来るものがあればそちらでもオッケーです。
教科書に関しては、自身に合ったもの、本は買わずにネットの教材を探して使用しても大丈夫です。
ですが、先ほど紹介した誌上・パターン塾 は本当に気に入っていて、オススメ出来るので是非立ち読みしてみてください。
ミシンで縫い練習

ミ、ミ、ミミシン!!!!

ここの道は避けては通れぬぞ
ここで洋服の形に変身します。手縫いでも服は作れますが、効率よく綺麗に仕上げられるのは、絶対ミシンの力が必要です。ミシン選びは、使う頻度や作るアイテムによって変わってきます。
今後も使う事を考えて、出来れば2万円以上のミシンをオススメします。
なぜなら、安いミシンを購入してしまうと、壊れる可能性が高いからです。
私の場合、ミシンを触らない日がほとんどないのでそもそも家庭用ミシンだと半年持てば良い方です。
なのでお勧めのミシンは職業用ミシンとコンピュータミシンの2種類です!
それでも洋裁初心者の方はどのメーカーのミシンを購入すればいいかかなり迷われると思います。ミシンは安い買い物ではないので失敗したくないですよね…
なのでこれから独学で服作りをはじめる方に金額も出来るだけ安いお勧めミシンを紹介したいと思います!
勝手にオススメミシン
| 7〜8万円台 オススメ度(★★★★★ ) |
| ・馬力が強いので厚手も縫える ・縫製速度が早い ・長く使えて、ほぼ故障しない ・定番で安心出来る、家庭用針が使用可能 |
| ・ボタンホールは専用のアタッチメントが必要 |
| 6〜7万円台 オススメ度(★★★★☆ ) |
| ・初めて職業用使う方に使いやすい ・長く使えて、ほぼ故障しない ・定番で安心出来る、家庭用針が使用可能 |
| ・ボタンホールは専用のアタッチメントが必要 ・JUKIよりは馬力は弱い |
| 4〜5万円台 オススメ度(★★★☆☆ ) |
| ・JUKIのブランドの安心さ、故障しにくい ・裁ち目かがり機能付き ・シンプルな機能で使いやすい |
| ・職業用に比べると馬力は弱い |
| 3〜4万円台 オススメ度(★★★☆☆ ) |
| ・機械に慣れていない方に◎ ・押え圧調節機能 ・縫いの種類が豊富 |
| ・職業用に比べると馬力は弱い ・機能が豊富過ぎて全部使いこなせない |
ちなみに私が愛用しているのは、このJUKI 職業用直線縫いミシンSL-300EXです。
もう8年くらい愛用していて、まだ元気に動いてくれています。私はJUKIのブランドが好きで愛用しています。
一番馬力が強くて、故障もしずらく、シンプルで使いやすいです。
私の場合は、仕事道具として大事なものなので比較的高いが高性能の物を使用してますが、どんな場面でどのくらい使用するかによってミシンは購入する事をオススメします。

たくさんミシンから自分に必要なスペックをチェックするのが大事にゃ

ふむふむ、なるほど〜
独学で服作りをするメリット
独学で学ぶとゆうことは、情報を得る時間や試行錯誤といった時間が一番かかる方法だと思います。
ですが、私は服飾専門学校に通っている時はろくに服作りせずに、友達に会いに行くとゆう名目で学校に通っていました。(これは私だけかも?)
卒業して、いざ仕事となった時に基礎も出来ずにそこから自身で本を購入し、勉強して、3ヶ月ほどで大体のアイテムが作れるようになりました。
学校に通う3年より本気で独学で学ぶ3ヶ月の方が私には時短で学べるスキルの習得方法だと思います。また、独学で身につけたスキルは今後の自信にも繋がります。
なので皆さんも是非、独学でスキルを習得させてみて下さい。
今回は、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

お疲れさま〜〜

ありがとにゃ〜